キャットフードのモグニャンは腎臓の猫には危険なのか?ということを獣医に聞いた話をまとめました。
この記事を読むとわかること
・腎臓病の猫にモグニャンをあげない方がいい
・モグニャンの口コミで「腎臓」についてのこと
・腎臓病の予防のためならモグニャンはおすすめ!理由は?
腎臓病の猫にキャットフードってどれを選んでいいのか?わからないですよね。
結論、モグニャンは腎臓病の猫にはあげない方がいいです。
なぜなら獣医に言われたから。
獣医によると腎臓病と言っても初期、中期、末期などがいたり、病気も様々な種類があるので、全部の猫にあげたらいけないというわけではないとのこと。
この辺りを詳しくお話ししていきます。
医者に確認済!モグニャンは腎臓病の猫にあげてもいいのか?
実際に腎臓病を患っている飼い猫がいるので、腎臓病の猫に獣医さんにモグニャンはあげていいのか?と聞いてきました。
ぼくは尿路結石で、何度か石をとる手術をしているよ!
17歳の男の子で、今は元気!
獣医さんに「モグニャンを腎臓病に猫にあげていいのか?」聞いてみた
腎臓病のメイにモグニャンをあげていいですか?
メイちゃんにはあげない方がいいです。
腎臓病の猫がモグニャンを食べれないということですか?
そういうわけではありません。
腎臓病といってもたくさんの病気があり、初期から末期まであって、腎臓病になった瞬間モグニャンをあげたらいけないわけではないです。
動物病院に行ってちゃんと検査して、何の病気なのか?数値がどのくらいなのか?を先生に診てもらってからモグニャンを食べていいのか?を判断してもらいましょう。
私が飼っているメイは腎臓病で何度が手術経験もしており、モグニャンよりは療養食のほうがいいとのこと。
猫によって病名も進行具合も年齢も違うので、一概に腎臓病の猫は食べたらいけないとは言い切れません。
腎臓病の猫でも療養食が必要な猫もいれば、療養食は必要のない猫もいます。
そのため獣医に確認してモグニャンを食べていいか?確認しましょう。
もし不安に感じるかたは、モグニャンをあげないほうが無難です。
「素人判断は危険
モグニャンをあげてもいい!あげたら危険!などの口コミやブログを見かけますが、素人が判断するのはとても危険です。
腎臓病といってもたくさんの病気の種類があり、進行具合、年齢も違うので、判断が素人には難しいです。
モグニャンを食べていいのか?食べないほうがいいのか?は獣医さんに確認をおすすめします♪
キャットフードについての本はかなり読んでいるほうだけど、病気のこともあるから素人の私には判断が難しいのが現状。
病院に連れて行って、獣医さんに相談しよう!
モグニャンの腎臓病に関する口コミ
Amazonのモグニャン販売ページの口コミをまとめてみました。
口コミはキャットフードに知識がないかたや、獣医さんなどではないかたが書いていることが多く、知識不足も多いです。
そのため、口コミを間に受けるのではなく、口コミを読んで本当にそうなのか?と自分で調べたり、獣医さんに確認することが大切です。
モグニャンを食べて腎臓病になった
評価の低いレビューは軒並み尿路結石になった、血尿、血便が出ているとコメントがあります。
モグニャンをあげて数ヶ月で結石が出来る餌⁇
ふざけているとしか思えません。
ご自身の猫が大事なら買うべきではありません。こんな会社をのさばらせてはいけないです。 Amazonより引用
かなりお怒りのコメントですね。
このことを獣医さんに確認してみました。
モグニャンをあげて数ヶ月後で結石ができたと口こみがあったのですが、本当ですか?
モグニャンをあげて、たった数ヶ月で結石ができる可能性はかなり低いです。
腎臓病の原因はまだ解明されていないことが多いのが現状です。
ご飯の影響はゼロとは言い切れませんが、モグニャンに変えて、たった数ヶ月で結石ができるということは考えにくいです。
きっとこの猫は元々腎臓病の病気を抱えており(病気に気づいてなかった可能性もあり)、モグニャンに変えたタイミングで結石ができたと思われます。
ご飯を変えて、たった数ヶ月で病気になった猫に私は出会ったことがありません。
腎臓病の原因が今の医学ではわかっていない部分があるのに、モグニャンに変えたから腎臓の病気になったとは決定づける証拠はないです。
それも数ヶ月でそこまで悪化することも考えにくいので、ご飯を変えたタイミングと病気が発覚したタイミングがちょうど重なった可能性の方が断然高いです。
僕のお友達に腎臓病の子もいるよ。
猫って腎臓病になりやすいんだね。
飲む水の量が少なかったり、ご飯の栄養素が偏ったり、トイレの回数が少ないと腎臓病になるとも言われているから、しっかし水飲んで、ご飯もしっかり食べて、トイレにもしっかり行って、腎臓病にならないように気をつけよう!
モグニャンから違うキャットフードに変えました
うちの子は保護猫で、すでに10歳を過ぎておりますが、最初はなかなかたべてくれなかったものの、ローテーションの中にこのフードを入れたらとてもよくたべます。下痢もしてません。ただ、余りにも低評価多いので今回はヒルズにしちゃいました。 Amazonより引用
低評価の口コミももちろんあります。
1番多いのは「食いつきが悪い」です。
これには2つの原因があって
①急にご飯を変えても食べない猫が多い。
②魚より肉の方が好きな猫もいる。です。
まず①はいきなり全部を新しいキャットフードに変える人が多く、猫が新しいものにはなかなかすぐには食い付かずに食べないことです。
少しづつ10日くらいかけて昔のご飯と新しいご飯を混ぜながら、試していきましょう!
次に②ですが、モグニャンは魚が多く、お肉が好きな猫は食べないことがあります。
今食べているキャットフードには魚が入っているのか?肉が入っているのか?見てからお肉が多い場合はモグニャンは食いつきが悪い可能性があります。
食いしん坊のようたくんはどっちでも食べるけど、ひなちゃんは食にこだわりあって食べるのと食べないのが決まっているよ。
つまり猫にも個人差があるから、あげてみないとわからないです。
腎臓病に猫にはダメだけど、腎臓病予防にはおすすめ
数年前からリピートしてます。健康上も全く問題ありません。下痢など消化不良も一度もないですね。Amazonでは悪評多いですが、腎臓が悪くなってしまったのは、元々数値が良くなかったところに与えてしまったからでは?腎臓病を予防するには良いが、すでに腎臓病の猫には良くないはず・・。原材料は全く問題ないのですから、安全・安心のキャットフードで間違いないと思います。 Amazonより引用
私が確認した獣医さんがおっしゃっていたこととこの口コミは似ています!
たった数ヶ月モグニャンをあげたから腎臓病になったんではなくて、元々数値の問題があったり、腎臓の病気だったけど気づかなかった猫が、病気と発覚した可能性の方が遥かに高いです。
またこの口コミ通りで腎臓の病気になっている子(病気の種類や病気の進行具合にもよる)には基本的にモグニャンはおすすめできません。
しかし、腎臓病を予防するのにはすごくおすすめで、保存料も添加物も入っていないので安心安全です。
モグニャンは腎臓病予防におすすめ
腎臓病は、猫の死因の1番多い病気なので、腎臓病になりたくないですよね。
モグニャンは腎臓病の予防にはおすすめのキャットフードです。
その理由を詳しくお話しします。
たんぱく質の量が多すぎない
理想のキャットフードのタンパク質は24〜27%で、1番最適なのは26%以上。
モグニャンはたんぱく質の比率は理想よりは少し高めの30%です。
市販のキャットフードはたんぱく質は30〜45%のものが多く、多めなので、腎臓に負担がかかりやすいです。
たんぱく質を多すぎると腎臓に負担かかるから、あまりにも多すぎなのは注意しよう!
リン・マグネシウム・ナトリウムの量が少ない
リンとナトリウムの量が多いキャットフード食べると高血圧にあるリスクがあり、マグネシウムはとりすぎると尿路結石になるリスクがあります。
モグニャンはリン・マグネシウム・ナトリウムの量が全て他のキャットフードよりは控えめです。
そのため腎臓病になっていない健康な猫が食べることには全く問題がないです。
しかし腎臓病に既になっている猫にはリンとマグネシウムが少し多めで、通常のキャットフードよりは少ないです。
しかし療養食よりは多いためモグニャンは既に腎臓病になっている猫にはあげないほうがいいです。
数値によっては療養食を毎日食べないといけないわけではないから、モグニャンが食べれるか?については、病院で要確認!
4Dミールや動物性脂脂などが入っていない
まず4Dミートがモグニャンには入っていないです。
4Dミートは多くの安いキャットフードに入っています。
4Dミートは入っていてもキャットフードの裏側の原材料は表示されなくて”ミート”と表示されていることが多いですが、ミートの中には4Dミートではないものもあるので、わかりずらいです。
4Dミールとは、
Dead(死んでいる)
Dying(死にかけている)
Diseased(病気を持っている)
Disabled(障害を持っている)
この4つのお肉を使った食べ物です。
また動物性油脂は低品質なものだと、動物が腐敗が進んでいたものから取られている脂もあります。
想像通りもちろん体にもよくないです。
モグニャンには、動物性油脂は入っていないので、安心です。
動物性油脂は全部が危険ってわけじゃないけど、どれが腐敗した動物からの油なのか?分からないから、動物性油脂入ってないと安心するよ〜。
オメガ3脂肪酸が豊富
オメガ3脂肪酸とはαリノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)です。
オメガ3脂肪酸を摂取することによってメリットは5つあります。
- 皮膚や関節の炎症を抑える
- 肝臓に保護してくれる
- 血管を保護する
- 脳の老化をおさえる
- アレルギー抑制
- 血液改善、動脈硬化の予防
- 子猫には脳や神経系の発育に使う
- シニア猫には認知機能の低下を遅らす
人間の私もオメガ3脂肪酸を摂取したくなったよ〜。
人工的な添加物が入っていない
添加物ってなんか体に悪そうなイメージあって怖いな〜。
取りすぎると病気になることもあるから怖いよね。
モグニャンの酸化防止剤、着色料、香料がどうなっているのか?詳しく話していくね♪
酸化防止剤を使用していない
モグニャンは酸化防止剤は使用していないです。
賞味期限を伸ばすために入れている会社が多いですが、発がん性があったり、遺伝子への異常や奇形を起こす可能性があると言われている物質が酸化防止剤に入っています。
そのため酸化防止剤は入ってないほうが体にはいいのですが、賞味期限は短くなるので正しい保管方法で食べ切れるだけの量を買いましょう!
着色料は自然なもの
モグニャンに入っている着色料は自然に近いものを使っています。
着色料の種類によっては石油から作られており、実際に子供が食べて悪影響がでたこともある恐ろしいものです。
キャットフードにはたくさんの着色料が使われていること多いので気をつけてね♪
香料不使用
キャットフードには香料を使っていい香りを出しています。
それは元々の原材料が良くない場合ほどたくさん香料で匂いを誤魔化す会社が多いです。
しかしモグニャンはたくさん魚を使っており、原材料にも自身があるため、香料をつけずにそのままの香りです。
それでも猫が食いつくので安心ですね〜。
まとめ:モグニャンは腎臓病の猫に危険。しかし腎臓予防にはおすすめのキャットフードです。
この記事のまとめ
【腎臓病の猫にはモグニャンをあげないほうがいい】
獣医さんに確認したところ、腎臓病の種類や進行具合などでも変わってくるが、私が飼っている猫(メイちゃん)にはモグニャンはあげないほうがいいとのこと。
【モグニャンの腎臓関連の口コミ】
モグニャン食べ出して数ヶ月で腎臓病になる可能性は極めて低い。そのためモグニャンを食べ出して腎臓にすぐになったという口こみは信憑性に欠ける。
【腎臓病予防食としてモグニャンはおすすめ】
リン、ナトリウム、マグネシウムの量が少なくて、腎臓病予防食としておすすめです。しかし、既に腎臓病になっている猫は療養食が必要な場合もあり、療養食ほどではありません。そのため既に腎臓病になっている場合は獣医に相談が必要です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
猫ちゃんもあなたも健康に過ごせますように。
最後まで読んでくださったあなたが今日一日幸せに過ごせますように。
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